この度、ちば里山センターの、理事長に就任いたしました、佐藤孝之と申します。
ちば里山センターとしては、これまでも、千葉県との連携を図りながら、里山の保全活動、スキルアップに注力してきました。
会員団体ほかの地道な活動、努力のおかげで、里山という言葉や、意義も定着してきたところであります。
また、里山だけではなく、取り巻く環境を含めた「里地里山」、「里海」という概念も一般化しつつあります。
しかしながら、会員団体の状況はと考えますと、定年年齢が上がったことなどを踏まえて、新規参加者の減少および、現存会員の高齢化が著しくなっているのが現状です。
そこで、環境に取り組む企業だけではなく、里山にかかわる団体でもSDG’sを理解して取り入れるような観点から、全世代で里山の魅力を感じてもらえるような取り組みも必要になってくると感じます。
各団体が、自分たちの強みと、これから強化したい部分を意識して、新しい取り組みや、発信ができるような体制を作っていきたいと考えるところであります。
これからは、里山、里海、里川…みんな森と繋がっています。
多種多様な団体、企業と情報交換、技術供与、相互交流のハブとしてのちば里山センターの発展に寄与したいと改めて思いを強くしました。
これからも、ちば里山センターとともに活動の幅を広げていきましょう。
令和3年7月吉日
特定非営利活動法人ちば里山センター
理事長 佐 藤 孝 之