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「森と自然の育ちと学び」連続セミナー2021 ≪終了しました≫

(更新日:2021年02月22日)

近年、子どもの主体性・協調性・自己肯定感等の「非認知能力」等を
育む観点からの「保育・幼児教育」の質の向上や、子育て世代の
「移住促進」、新たな「森林空間利用」の促進等の多様な視点から、
「森と自然を活用した保育・幼児教育」への関心が高まっています。

 こうした中で、 2018年10月に設立された「森と自然の育ちと学び
自治体ネットワーク」には、約120の自治体が参画するに至っています。
 そして2020年度には、 「効果影響」「保育者等養成」「地方創生」
「保幼小連携」4つのテーマで、学識経験者と自治体担当者等との対話
を通して、新たに課題解決の理論・方法論等を検討・整理する
「森と自然の育ちと学びラボ2020」を開催しました。

 そこで、その成果を広く共有するため、全国の自治体・園等の先進事
例や国内外の先行研究を報告するとともに、多くの地域の関係者と意見
交換を行うために「連続セミナー」を開催します。
 是非、全国からの多くの方々にご参加頂くとともに、ご関心をお持ち
頂けると方々にご紹介頂けると幸いです。

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    「森と自然の育ちと学び」連続セミナー2021
 http://www.green.or.jp/cms/wp-content/uploads/seminar2021.pdf
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【日時】
 《第1回(効果影響)》 2021年3月2日(火) 13:30~17:00
 《第2回(養成研修)》 2021年3月5日(金) 14:30~18:00
 《第3回(地方創生)》 2021年3月8日(月) 13:30~17:00
 《第4回(保幼小連携)》2021年3月9日(火) 13:30~17:00

【会場】
 オンライン会議システム「ZOOM」、「YouTube」

【主催】
 森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク、(公社)国土緑化推進機構

【プログラム】
┌───────────────────────────────
│◆第1回/“自然保育”の効果・影響と 効果を高める仕組みづくり
└───────────────────────────────
《概要報告》
 1『“自然保育”が子どもの発達に及ぼす影響・効果の先行研究概要と
    効果を高めていく仕組みづくり』
   北澤 明子(秋草学園短期大学)
 2『「自然保育」の身体活動量や体力・運動能力面の効果と、
    既存データを活用した効果の測定方法』
   新戸 信之(秋草学園短期大学)
 3『PDCAサイクルによる「自然保育」の子どもの発達への効果・影響の評価』
   室井 修一(国立青少年教育振興機構)
 4『コロナ禍における海外の「自然保育」に関わる政策動向と研究動向』
   柴田 千賀子(仙台大学 体育学部)
《事例報告》
 1『「自然保育」による子どもの”非認知的能力”に関する調査事例
    ~「森のようちえん」の卒園児のレジリエンスと自尊感情~』
   酒井 真由子(上田女子短期大学)
 2『静岡県内におけるコロナ禍における「自然保育」の動向」
   ~アンケート調査結果と各園の取組事例から~』
   山本 由加(しずおか環境教育研究会「エコエデュ」理事長)
 3『屋外活動を基本とした幼児教育の可能性
    ~コロナ禍のピンチをチャンスへ~』
   泉 真理(上越教育大学附属幼稚園 副園長)
《総括》
 ○質疑応答
 ○ワークショップ
 ○相談会
┌───────────────────────────────
│◆第2回/“自然保育”の効果・影響と 効果を高める仕組みづくり
└───────────────────────────────
《概要報告》
 1『ドイツの保育者の養成課程とその特色』
   大道 香織 (広島大学大学院 院生)
 2『「自然保育」に関わる保育者等の養成・研修の現状と課題』
   山口 美和(上越教育大学大学院 学校教育研究科)
 3『保育士・幼稚園教諭等の養成・研修の状況と
    自然保育の保育者・指導者等に求められる資質・能力等』
   松本 信吾(岐阜聖徳学園大学)
 4『Haus des Waldes(ドイツ・BW州)の森林教育指導者育成と
   今後の岐阜県における指導者育成のあり方』
   萩原・ナバ・裕作(岐阜県立森林文化アカデミー
            森林総合教育センターmorinos(モリノス))
《事例報告》
 1『保育者養成校における「自然保育コース」の設置
   ~「信州やまほいく」制度創設と連動して~』
   酒井 真由子(上田女子短期大学)
 2『公立専修学校における「森と自然を活用した保育・幼児教育」の
    指導者の育成』
   岐阜県立森林文化アカデミー 森林総合教育センター morinos(モリノス)
 3『市内の全保育園が連携した「森と自然を活用した保育」の推進』
   岐阜県 関市
《総括》
 ○質疑応答
 ○ワークショップ
 ○相談会
┌───────────────────────────────
│◆第3回/地方の豊かな自然を活かす“自然保育”による地方創生
│      ~移住促進から保育者確保まで
└───────────────────────────────
《概要報告》
 1『自然豊かな地方の子育てへの都市住民のニーズ』
   坂本 祐子(県民健康科学大学/群馬パース大学)
 2『自然豊かな地方の子育て環境の良さを活かした移住促進の可能性』
   坂本 祐子 (県民健康科学大学/群馬パース大学)
   浅野 由子 (日本女子大学 家政学部 児童学科)
 3『保育者の”働きやすさ”の向上に資する「自然保育」の価値』
   浅野 由子 (日本女子大学 家政学部 児童学科)
 4『保育者養成校と連携した学生・生徒等と地域の園等の関わりの
    創出による保育者確保・流出抑制』
   柴田 卓(郡山女子大学短期大学部 幼児教育学科)
《事例報告》
 1『子育て世代と保育人材の確保に向けた「自然保育」のブランディング
    ~地方創生計画における位置付けと「地域おこし協力隊」の配置等~』
   長野県 安曇野市
 2『「信州やまほいく」による移住促進による山間部の保育園の継承
    ~「50年の森林ビジョン」の策定を通した
     森を活かした仕事・暮らし・子育ての促進~』
   長野県 伊那市
 3『地域資源を活かした「自然保育」による移住促進と、
    保護者の子育て支援・起業支援』
   岡本 麻友子(森のようちえんウィズナチュラ 代表)
《総括》
 ○質疑応答
 ○ワークショップ
 ○相談会
┌───────────────────────────────
│◆第4回/“アクティブ・ラーニング”時代の
│      森と自然を活かした保幼小連携の促進策
└───────────────────────────────
《概要報告》
 1『森林・自然等の地域資源を活用した保幼小連携の基本的理論
    ~幼児期と学童期の学びの視点の違いを踏まえて~』
   山口 美和(上越教育大学大学院 教育研究科)
 2『小規模特認校の特色と自然保育との親和性』
   山口 美和(上越教育大学大学院 学校教育研究科)
 3『森林・自然を活かした幼児期と学童期(小学校低・中・高学年)
    の段階的な学びと保幼小連携の実際』
   柳原 高文(名寄市立大学 社会保育学科)
《事例報告》
 1『地域資源を活かした“ふるさと教育”で繋ぐ
    「保育所保育指針」と「学習指導要領」』
   塩満 恭子(認定こども園神田保育園 園長・益田市保育研究会)
 2『「しが自然保育認定制度」と森林環境学習「やまのこ」事業等の展開
    ~多様な事業から生まれる、保幼小連携の多様な芽~』
   滋賀県 琵琶湖環境部 森林政策課
 3『小規模特認校における“森林・自然を活かした特色ある教育活動”と
   つながる「森のようちえん」』
   澤村 幸夫(大津市立葛川小・中学校 校長)
   西澤 彩木(びわ湖の森のようちえん 代表)
 4『「自然ふれあい施設」における保育園・学校等の受入と出前支援
    (裏山整備・活用の支援)』
   佐藤 洋(都留市宝の山ふれあいの里ネイチャーセンター 学芸員)
《総括》
 ○質疑応答
 ○ワークショップ
 ○相談会

【申込】以下の申込フォームからお申込下さい。
    https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfZ0xLgew1di928nwCJ1VE4kZk58BBbC2vPY-LCk7wbQs6aow/viewform
    ※なお、上記フォームがご利用頂けない場合は、以下までご一報ください。
【お問合せ先】「森と自然の育ちと学び」連続セミナー2021 運営事務局
        E-mail:mori.shizen.net@gmail.com
【参考情報】
 ○「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」参加方法等はコチラ↓
  https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/244/jichitainetwork.html
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